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2024年10月25日

20241025 リナックス(32bit版 Linux Q4OS)wineでのマーケットスピード(Market Speed)で、日経テレコンが使えるようになっていた話


今回は、32ビット版リナックス(Q4OS:きゅーふぉーおーえす)のwineで、マーケットスピード(Market Speed)を使った時に、日経テレコンが(Ubuntuと遜色なく)使えるようになっていたというお話です


見た目が Windows XP のクラシックシェル風なリナックス Q4OS 上で
マーケットスピードを起動し、株価情報の自動更新、注文発注から、ついに
日経テレコンで記事のPDF表示まで出来るようになった

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アンインストールMarketSpeed をクリックでアンインストールも出来ます(割と使いやすそう?)

※ 見た目は、まんまWindowsXPクラシックシェルですが、Ubuntuとデスクトップ操作の作法がかなり違いますので要注意!






まずは Q4OS について、少し触れます

メジャーなリナックスOS@Ubuntuと比べて、マイナーなリナックスOS@Q4OS

どれぐらいマイナーかというと、個人向け?リナックスのディストリビューション紹介サイトによると・・・

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Ubuntuの6位に対し、Q4OSは33位とかなり下位になります

上のディストロウォッチですが、1位にあるディストリビューションは 順位操作疑惑 があります(^_^;
グーグル検索ではそこまでヒットせず情報も少ないのに何故かずっと1位・・・

ここで目立ちさえすれば、ステマに騙されてインストールする人も増えますので、あくまでもこのサイトの閲覧順位ということに留意してください

実際のシェアはUbuntuがダントツでトップで、2位はUbuntuの派生元のDebian、3位はCentOS、以下略という感じだと思いますが、ディストロウォッチの1位以外はそれなりに人気度の参考にはなると思うので、Q4OSはマイナーではあるものの、(数千・数万ともいわれるリナックスOSの中で)それなりに使っている人もいるディストリビューションかと思います

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そのちょっとマイナーなQ4OSですが、今ではほとんどサポートされていない「32ビットパソコンでも動くバージョンがある、貴重なリナックス・ディストリビューション」になります

Windows は Windows 10 32bit版(64bit版と共に)が、2025年10月14日でサポートが終了されて、32ビットパソコンではウィンドウズ自体が使用できなくなります(そこで、今後注目されそうなのがこのQ4OS?)


今回、ほぼ20年前の2005年製の32ビットパソコンに、なんとかインストール出来るOSは何かないかと調べてみたら Q4OS がまだ32ビット版がリリースされているようなので、ダウンロードしてインストール


今回試した、ほぼ20年前の超ポンコツ機
HP Compaq nx6120/CT Notebook PC CM360/15X/256/40/W/XH
2005年 8月 4日 登録
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シングルコアでメモリは一応増設して1.5GBありますが、HDDはSATAでもない激遅IDE接続の40GB・・・
passmarkスコアは、今年春に格安で自作した Ryzen 5 5600G の約1/90で絶望的な劇遅機!(^^;)

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Q4OSをインストールし、wine&MSゴシックなどのフォントもインストールしてから、Windows版の最新のマーケットスピード17.11をインストールしてみました所、なんと!Ubuntu 24.04 LTS と同レベル(速度は激遅いですが!(^^;))の内容で動作しましたので、紹介した次第


以下、画面写メで糞画質になりますがご容赦下さい(^^;)


Q4OS の Synaptic パッケージマネージャー を起動し、wine を検索
依存により要求された変更を追加しますか? と出るので
マーク を クリックし、適用をクリックで、wineをインストールします

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wineのインストールが終わったら、マーケットスピードをダウンロードし

マーケットスピード公式 ダウンロードページ
2024/10/25現在の最新版はバージョン17.11

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wineでマーケットスピードのインストーラーを起動し、次へ をクリックしてインストールを進めます・・が、

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カテゴリ株式トレードが出来る!リナックスパソコンを作ろう! ・・で書いているので詳細説明は省きますが、Ubuntu24.01同様に、最後のインストールの完了画面の手前でフリーズして進めませんので、OSを再起動します



Dash to Panel を使って Windows7/XPの操作に近くカスタマイズ済みのUbuntu と比べると、見た目は Windows XP に近いですが、かなり操作にクセがあるQ4OSの使い方は書ききれないので説明致しません

・・ので、当記事はQ4OSの最低限の使い方は解っている方向けに(恐らくは日本で数千から数万人しか居ないと推察される・・(^^;))、Q4OS(5.6)でマーケットスピードがどれぐらい動くのか?・・の説明スクショのみ紹介していきます



まずは起動直後の画面
数年前にお試しした時と違い、ちゃんと表示されています

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市況情報
板情報&歩み値に問題なし

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四季報の情報も問題なし

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個別銘柄のニュース検索も大丈夫

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現物約定紹介など、個人の売買履歴や資産状況も大丈夫でした

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日経先物も大丈夫!
画面の解像度が1024*768ドットと狭すぎて(^^;)歩み値は出していませんがちゃんと出ます

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外部アプリである、ウェブブラウザーを呼び出して表示する
日経テレコンのログイン画面が自動的に出てきました

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同意するをクリックで、日経テレコンがしっかり起動しました!

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記事クリックで、記事内容を表示できます

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最後は、PDF表示・・・出来ました!

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2024年秋現在、ビジネス&ホームユースの高コスパ売れ筋パソコン(デスクトップなら、Ryzen 5 5500/5600/5650/5700 / core i5 12400/13400等。ノートパソコンなら Ryzen 5 7430U / 7530U / 7735HS / 8840U )の標準的なpassmaekスコアは2万(+-5000)点前後ありますが、今回実験したパソコンは、Windows XP 全盛時2005年当時の高コスパノートパソコンでpassmarkスコアは僅か221点・・・、性能的には100分の1程度しかないものの、一応、最新のウィンドウズ版マーケットスピードが使えることが確認できました!

自分のゴミノートパソコン(^^;)では、稼働チェックに使う程度で実用性はほとんどありませんが、core2duo系やcore iシリーズであれば、株価表示専用で使ったり、メインパソコンの故障時の注文発注用の予備機としては使えるのでは?と思います

もし、もう全然使ってなくてWindowsOSも消してもいいやという core 2 duo(のマルチコア)系やcore iシリーズのパソコンがあれば、Q4OS+wineでマーケットスピードも動きましたので、UbuntuOSになれてきた方であれば、Q4OSでの旧PC再生で予備機化も面白いのではないかなと思います
(個人の感想です (^^;))



おまけ
Q4OSの「ざっくり」インストール手順


Q4OS ダウンロードサイト

32ビット版 Trinityデスクトップで軽量で690MBしかありません(Ubuntu24.04.1LTSは6.0GB超!)

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週6000以上のダウンロードがあるようです・・・

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ダウンロードして、Windowsであれば rufasなどでインストールUSBを作成してください

インストールUSBが起動したら、Q4OS-Classic Install を選択しENTER
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クリーンインストールであれば、日本語を選択する、Wifi接続するぐらいで、基本そのままENTERで進めます
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この後、ネット接続をしておかないと・・・文字化けします
ので、インストール時に有線LANかwi-fi接続しておくのをオススメします

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Q4OSに慣れる練習がてら、豆腐文字化けのまま進めるなら、
左下にあるアメリカ&ドイツ国旗の言語パックアイコンをWクリックしてインストールします

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言語パックのインストールが終わったら、再ログインを要求されるので、再ログインすると日本語化されています



インターネット接続できていない場合は、右下の地球儀アイコンから設定できます

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インストール終わったら再ログインします

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ようこそ画面 ですが、アプリケーションをインストール をクリック

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で ソフトウェアセンター が起動し、厳選した?50本のアプリだけインストールができます

大量のリナックス向けアプリですが、上にある Synaptic manager をクリックすれば起動するので
アプリ名で検索を掛けて、チェックし、適応でインストールされます・・・が!
まだアプリはインストールしないでください!
(画像撮ってないので省略します)
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主要なアプリを一括でインストール方法があるので、そちらをオススメします(^^;)
アプリが足りなければ Synaptic manager で追加したいアプリをインストールして下さい


ようこそ画面 の左上の デスクトップ・プロファイラーを実行 をクリックすると

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下記のような画面がでるので、一番上の Full を選択し、インストールをクリック
(ここで一番下のを選ぶと、日本語化まで解除されてしまうので注意!
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ソフトウェアセンターの画面で、ネットワークマネージャーにチェックが入っていない場合は、Wifiを起動時に自動接続する為にインストールしてください

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インストールが終了すると再起動します

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再起動後に、右下の地球儀アイコンをクリックで、ネットワーク接続のWifiから選び、
全般にある 優先的に自動接続する のチェックを入れて 保存
多分、これで起動時に自動的にWifi接続されると思います

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最後に、ようこそ画面 から 右下の メニューを切り替え から メニューの種類 をクラシック にすると・・・

リナックス102535.jpg


左下のメニューが、Windows XP/7 クラシックシェルのように、ツリー形式になります

リナックス102536.jpg


以上でおわりです



最新の長期サポート版 Ubuntu 24.04 で、マーケットスピードのインストールを行った記事がありますので、興味のある方はこちらもどうぞ。



posted by さやぷろくん(Ver3.00:2013年2月16日現在) at 21:42 | Comment(0) | 株式トレードが出来る!リナックスパソコンを作ろう!
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