↓スポンサーサイトもご覧ください↓m(_ _)m

2017年01月12日

私とサヤ取り番外編・「個人でできる裁定取引入門」を読み直してみた・・なお話



数日前、6年ぶりに本書を読み返してみたら、偶然にもこちらのリンクからも(なんだか久々に^^;)個人でできる裁定取引入門が売れているでないの!?

個人的にはなかなかの良書だと思っていて、何度か読み返しているものの、アマ○ンのレビューではあまり評価されていない(^^;)ので、ちょろっとこの本の良い所を紹介してみます。





まずは何故本書が「評価されないのか」についてですが、「2銘柄でのサヤ取り」の「短期でのやり方(戦術論)」が載っているんじゃないかと思って買ってみた(と推察される)ものの、載っているのは「(やや時間軸が長めの)異銘柄での裁定取引」の「優位性の解説(戦略論)」が載っているから・・なんじゃないかなと。(^_^;

そりゃ「短期の戦術」を知りたくて買ったのに「中長期の戦略」が書かれていたら高評価しようがないというミスマッチ。^^;


ちなみに自分が最初に読んだのは2001年で、今回(2017年)で読み直しは4回目

なんで何度も読み返せるかというと「戦略」について書かれているから。


そこで(短期戦術論は載っていないと割り切って)この本から主に学べる事は「異銘柄での裁定取引」の「優位性の解説」をみていきます。

では見出し(を書き出すのが面倒なので^^;)の写メ画像を元に、自分が読んで面白い&勉強になった部分を紹介していきます。



まずは前半部から
20170112_1.jpg

01・・あの1989年の大天井からのバブル崩壊の年には、どうやっても「買い」だけでは勝てなかったというお話

02・・(ファンダでもテクニカルでも)株価分析が完璧なら儲かるか?答えは否!なお話

03・・順張りの罠について

04・・相場の神様こと(山種証券の)山崎種ニがサヤ取りで資産を築いた話

05・・組み合わせは無数にあるので理論的に色々考えましょうと

06・・持ち株を売り切らずにツナギ売りヘッジして買いコストを0にする事も可能な話(貯株)

07・・買いの儲けより、売りでの儲けの方が値打ちがあるよという話

08.09.10.11
・・・8-11は6での「貯株銘柄」(持ち株を売り切らずにツナギ売りヘッジして買いコストを0にする)に向いた「切り札株」を選ぶ方法について書かれています。

12・・底はファンダメンタルズ、天井はテクニカル分析で見極めるべしなお話
13・・チャート分析での天井パターンの解説

そして後半部
20170112_2.jpg

14.15.16.17
・・・13に続き、信用需給や出来高などでの天井パターンの解説をしています

18・・13-17で解説した事を、実チャートをサンプルに天井パターンの解説が数銘柄分書かれています

19・・第三章のまとめ(ポイント)です

20・・現在では相場が変化してしまって一部ちょっと通用しない部分もあるんですが、売りツナギのメリットが書かれています

21.22.23.24
・・・ここでは「異銘柄でのサヤ取り」における「売り銘柄」に向く銘柄について解説されています。

25・・割高・割安を判断する為の色々な「差」についてのお話

26・・「異銘柄でのサヤ取り」ではまずは「先に売り銘柄」を見つける事が肝要であると。
   (サヤ取りをやった方なら 股裂き にあった時は大抵「売り銘柄」のはず?^^;)

27・・「先に売り銘柄」を選んで、「後に買い銘柄」を見つけましょうというお話

28.29.30
・・・「買い銘柄」を選ぶためのファンダメンタルズ分析のポイントについて書かれています。

短期間(数時間・数日間)であれば、価格差だけに注目した所謂「サヤ取り」(テクニカルサヤ取り?)でも良いかなと思いますが、数週間から一ヶ月を超えてサヤ取りのポジションを取る場合は、この「ファンダメンタルズ分析での銘柄選択法」が効いてくると思っています。

それは(書くまでもないのですが)時間が立てば立つほど株価はファンダメンタルズを折り込んでいく(割安割高の修正が起こる)から。

結果、割高株は時が経てば株価は沈静化し、割安株は上昇し割安修正されていきますよと・・。

その割安(&割高)の株価修正が効きやすそうな銘柄をファンダメンタルズ視点で探すポイントがここに書かれています。

31・・買い銘柄は下がり、売り銘柄は上がる・・所謂「両裂き」(^^;)に合わない為のポイントが書かれてます。

32.33.34
・・・最後は、全体相場の先行きを見通す為のポイントである「金利」と「GNP(今だとGDP@国内総生産)」についての解説。

「金利」と「国全体での経済成長率」に注目しておけば、相場の行き過ぎからの暴落は大凡は予見できますよという事。

自分も、当ブログの需給増減コメントでよく「長期債利回り」と(たまーに)「東証時価総額」について取り上げていますが、「長期債利回り」は「金利」で、「東証時価総額」は「GDPに対して行き過ぎていないかどうか」の検討も兼ねて日々チェックしています。


個人でできる裁定取引入門」ですが、「2銘柄でのサヤ取り」の「短期でのやり方(戦術論)」を知りたい人には向きませんが、「(やや時間軸が長めの)異銘柄での裁定取引」の「優位性(戦略論)」を知るにはなかなかの良書だと思っています。
posted by さやぷろくん(Ver3.00:2013年2月16日現在) at 22:37 | Comment(0) | 私とサヤ取り
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。